ANAの株主優待券でお得な使い方
株主優待券が4枚手元にある場合、4人構成(大人2人、子供(3〜11歳)2人)の家族が使う場合の株主優待券の使い方を検証。
例:ある日の、東京ー広島 ANA 料金表(大人)
片道運賃 | 往復運賃 | ビジネス きっぷ |
特割 | 旅割 | 株主優待 割引 |
||
37,290円 | 32,190円 | 29,490円 | 28,390円 | 16,690円 | 18,790円 |
ア. 株主優待券を売る
大手買取業者で買取価格2000円程度/枚
2,000 * 4 = 8,000円程度の現金化。
イ. 東京ー広島間の往復で、大人運賃に株主優待券を使う。
株主優待券4枚を大人2名の往復に使用。子供は旅割で搭乗させる。
大人株主優待*2名分*2路線+子供旅割*2名分*2路線
=18,790円*2*2+16,690円*2*2
=75,160円+66,760円
=141,920円
ウ. 東京ー広島間の往復で、親子とも全て旅割を使う。
大人旅割16,690円*2名分*2路線+子供旅割*2名分*2路線
=16,690円*2*2 + 16,690円*2*2
=66,760円+66,760円
=133,520円
エ. 東京ー広島間の往復で、大人に株主優待券を使う。
株主優待券4枚を子供2名の往復に使用。大人は最安の旅割。
大人旅割*2名分*2路線+株主優待子供割*2名分*2路線
=16,690円*2*2 + 18,790円*50%*2*2
=66,760円+37,580円
=104,340円
概算ながら、イとエではじつに141,920-104,340=約37,000円の差額。
家族4人が国内旅行をする場合、同一区間であっても大人に株主優待券を適用するよりも、子供に株主優待券を適用したほうがお得になる計算。
というのも子供運賃の場合、旅割の恩恵が受けづらいのが原因。
https://wb.biz.ana.co.jp/link/ch_nonchg/main.html
片道運賃の50%と、旅割の金額(大人子供関係なし)を比較して
安いほうを子供運賃として請求されるため、今回の例では
37,290円*50% と 16,690円とを比較。
安い16,690円が1名分の子供運賃として請求されることになる。
一方で、株主優待子供割にすると、株主優待プライスの50%引き。
18,790円*50%=9,395円。
端数切り捨ての9,390円が子供運賃としての請求。
同じ旅行でも株主優待券の使い方次第で、もっとお得になるかもです。